小学生におすすすめ!国語辞典の選び方 3つのポイント

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小学1年生になると、子どもの生活は激変します。そんな時だからこそ、”子どものために、どんな本を選んでおくか”はとても大切です。

以前の記事では、1年生の本棚に揃えておきたい8冊の本をご紹介しましたが、今回は、1年生のための「国語辞典の選び方」をお届けします。

読書と作文を中心とした国語力に加え、思考力、野外体験の3つを柱とした指導を行っている学習塾「花まる学習会」を運営する花まるグループ代表の高濱正伸先生と、取締役のRin(井岡由実)先生にお聞きしました。

やっぱり必要!? 国語辞典の選び方

「どの国語辞典がいいですか?」と、小学生を持つお母さんからよく聞かれるというRin先生。でも、どれがベストということはなく「お子さんにとっての使いやすさが第一です」とのこと。

選び方のポイントは大きく次の3つになるそうです。

【1】ふりがなつきであること

【2】子どもに選ばせること

【3】試し引きをすること

【1】は、これから漢字を学んでいく新1年生にとって必要な条件です。

そして【2】は、子どもに選ばせることで辞典に対する愛着がわくといいます。

【3】は、たとえば「てるてるぼうず」などの知っている言葉を実際に引いてみて、何冊かの辞典の解説を比べてみるのがいいそうです。「よりわかりやすいな」とお子さんが思った辞典を選ぶとよいでしょう。

もしお母さんが選ぶ場合は、コラムが充実しているかどうかをひとつの視点にするのがいいようです。

「たとえば『あがる』と『のぼる』の違いなど、似ているけれど使い分けが異なる言葉に焦点をあてたコラムなど、大人が読んでも、おもしろいものがたくさんありますよ。それぞれの辞典が持つ言葉への敏感さは、コラムで差がつくものなのです」(Rin先生)

新入学を機に揃えたい辞書は、長く使うものだからこそ慎重に選びたいですね。前回記事の「おすすめの8冊」とともに、お子さんと読書を通して国語力を育てていってください。

◆『例解学習国語辞典〔第十版・ドラえもん版〕』(小学館)

本文やコラムにドラえもんキャラクターが登場する楽しい国語辞典。6年生まで十分に使える約36,500語を収録。すべての漢字にルビがついています。

【取材協力】花まるグループ代表 高濱正伸先生
熊本県出身。東京大学農学部卒、同大学院修了。算数オリンピック委員会理事。「NewsPicks」のプロピッカー。1993年に作文・読書・思考力・野外体験を主軸にすえた学習塾、花まる学習会を設立する。

花まるグループ取締役 井岡由実(Rin)先生
奈良県出身。花まる学習会にて未就学児指導を牽引。ART×Education「ARTのとびら」主宰。高濱先生との共著に『考える力がつく 国語なぞペー』がある。

 *高濱正伸先生の講演会情報や「花まる学習会」体験授業の申し込みはこちら

(ライター/村重真紀)

モデル/酒井 彩葉ちゃんとママ 撮影/タナカヨシトモ デザイン/渡邊園予